第41期日本リーグ、可児さんが二連覇!

第41期シャンチー日本リーグが、2023年2月25日・26日に、東京都品川区の「きゅりあん」で開催されました。

昨年一年間に日本でもっとも活躍した8人のシャンチープレイヤーを招き、2日間にわたり総当たりリーグ戦を行いました。持ち時間も30分+1着当たり30秒のフィッシャーモードと、国内大会としては最も長く、しっかり考えて指せる棋戦です。まさに、日本の最高峰のシャンチー競技会であり、出場すること自体が大きな目標になるものと思います。

上位入賞の結果は次の通りでした。

 

優勝 可児宏暉さん

準優勝 劉嘉琪さん

3位 カオヴァンズイさん

4位 酒井清隆さん

 

可児さんは昨年度に続いての日本リーグ優勝です。また、可児さんはこのところずっと、出場している国内棋戦すべてで優勝しています。すばらしいことです! 今回の日本リーグでも、一局ごとに事前にしっかり研究をしてきているのがよくわかりました。このような日頃からの鍛錬が、大きな結果につながっているのでしょう。

可児さんには、日本リーグ優勝者として、次期の日本リーグへの出場権も与えられます。

(左が可児さん、右が松野副理事長)

全体の勝敗の結果は以下の通りです。

なお、国内大会ごとに「もっともがんばった選手」に与えられる理事長賞は、今回の日本リーグでは田中篤さんに授与されました。優勝候補の酒井さんにみごとな攻撃で勝利した一局をはじめ、長年の経験で得た「戦い方」を存分に発揮されていたと思います。

(左が田中さん、右が松野副理事長)

また、日本リーグと同じ部屋で、JXA強化チームによる研修会も行われました。日本リーグに出場していない強化チーム員がたくさん対局して研鑽を積みました。

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