2022年6月14日付でこのホームページに、次の文書(以下、文書1と記します)を掲載しました。
「一般社団法人全日本シャンチー連合会」への異議について
https://xiangqi-japan.com/alert3/
これは、私たち「日本シャンチー協会(JXA)」が「一般社団法人全日本シャンチー連合会」と合意書(以下のリンクから読めます)を取り交わしたこと、しかし「一般社団法人全日本シャンチー連合会」がその合意書に従った行動をとっていないことを述べたものです。
日本シャンチー協会、一社及び山田光紀氏の合意書(2022年4月13日)
https://xiangqi-japan.com/association/disclosure/
部分的には合意書通りのことも行われており、たとえば、2023年末現在、合意書第8条に記載されている「解決金」は、「一般社団法人全日本シャンチー連合会」からJXAに、規定通りに支払われています。しかし、合意書通りに行われていないことも多くあり、文書1はそれを指摘したものです。
この文書の掲載から約1年半が経過しましたが、残念ながらこの間に、文書1に述べた問題点を「一般社団法人全日本シャンチー連合会」が改善することはありませんでした。したがって、ここに述べた問題点は、現在でもそのままに存在しています。
たとえば、文書1のマル1にある通り、「一般社団法人全日本シャンチー連合会」は、中村現JXA理事長が独断で、ある大会(2019年燦鳳杯象棋国際大会)への参加を決定・実行したかのように主張しています。実際には、当該大会への参加は、「一般社団法人全日本シャンチー連合会」代表理事の山田光紀氏がJXAにおいて理事・事務局長を務めていた時点でのことで、山田氏の了承があって行われたことでした。瑕疵のない中村さん(なお、この大会の時点では中村さんはまだJXA理事長に就任していません)の行動を不正確な表現で取り上げよくなかったことであるかのように「一般社団法人全日本シャンチー連合会」が主張し続けていることにより、JXAと中村さんの名誉は傷つけられ続けています。また、この主張を信じた方々からJXAに問い合わせがありその対応が必要になったなど、実務上の被害も生じています。このことは、合意書第7条にある「相手方の活動を妨害せず、また、虚偽の事実を述べることを含め相手方の名誉や信用を棄損する行為を行わない」に違反しています。
また、文書1に載せた以外のことでも一例を挙げます。「一般社団法人全日本シャンチー連合会」はそのブログで、自分たちが開催する「グランドチャンピオン大会」への出場資格を有するのは「全日本選手権、日本リーグ、選抜トーナメントの優勝者」などだと言っています。この「全日本選手権」「日本リーグ」「選抜トーナメント」はすべて、JXAが主催している競技会です。それが明記しないままにされているため、事情を知らない方々がこれを読んだときに、これらの競技会が「一般社団法人全日本シャンチー連合会」の行事であるように誤解したり、または、JXAが「一般社団法人全日本シャンチー連合会」と関係する団体であるかのように誤解したりする可能性があります。これは合意書第6条で「JXAとの混同や関係性を誤認させる表記を行わない」と規定していることに違反するとも考えられます。
JXAとしましては、現状がこのようであることをここに改めてみなさまにお知らせした上で、今後の対応を改めて考えていくつもりです。みなさまには、引き続き応援いただきたく存じます。なにとぞよろしくお願いいたします。