2024年4月28日(日)29日(祝月)、東京都品川区「きゅりあん」にて、第51回全日本選手権大会が開催されました。A級、B級合わせて26名の選手が2日間7ラウンドに渡って熱戦を繰り広げ、A級はチャンフックトさん、B級は小川比呂士さんが見事優勝を飾りました。
入賞者は以下の通りです。おめでとうございます!
A級
優勝 チャン・フック・ト(Tran Phuc Tho)さん
準優勝 チャン・バオ・ジャン(Tran Bao Giang)さん
3位 服部亜光さん
4位 楊帆さん
5位 可児宏暉さん
6位 徐光亜さん
B級
優勝 小川比呂士さん
準優勝 熊野和伸さん
3位 荒木知宏さん
(A級、B級入賞者の記念写真)
今大会はベトナム出身者が6名と近年では最も多く、その全員が確かな技術を持つ上級レベルの選手たちでした。そのためA級の上位争いでは常に彼らが中心で、全体的にベトナム勢の存在感やレベルの高さが際立った大会となりました。
特に優勝のチャンフックトさんは大阪からの参加で初出場でしたが、丁寧な指し回しと深い読みで勝ち星を重ね、同じくベトナム出身のチャンバオジャンさんを対手分の差でわずかに上回り見事初優勝。
(右がチャンフックトウさん)
B級は最終的に3名が同ポイントで並ぶ大混戦となりましたが、上位勢を相手に健闘した小川比呂士さんが対手分の差でわずかに他二人を上回り、優勝となりました。
(左が小川比呂士さん)
また大会を通じてがんばったと中村理事長が判断した人に贈られる理事長賞は、レベルの高い熱戦を何度も繰り広げ上位に入賞した楊帆さんが受賞しました。
(左が中村理事長、右が楊帆さん)
大会成績表
全日本シャンチー選手権大会は、日本シャンチー協会の競技会のうちでもっとも歴史の長い、規模の大きい大会です。来年もゴールデンウィークの時期に開催されます。この記事をお読みになった方の来年の出場を心からお待ちしています!
大会模様