2022中日シャンチーインターネット交流大会が8月27日～28日にかけて開催されました。
この大会は中国象棋協会との間に行われた交流大会で、中国からは于幼華特級大師と平阳県象棋協会の選手が出場されました。
平阳県は浙江省温州市の行政区の一つです。ここは清朝末期から民国期にかけて活躍し、「象棋譜大全」を編纂するなど、シャンチーの発展に多大な功績を残した「百歳棋王」謝侠遜（１８８８―１９８８。本当に百歳！）の出身地で、「象棋之郷」として今でもシャンチーに力を入れている地域です。
于幼華特級大師は中国の全国チャンピオンで、シャンチーファンにとっては憧れの存在です。
今回の大会は６対６の総当たり戦だったため参加した選手は皆さん于幼華特級大師との素晴らしい対局を経験することが出来ました！
日本からは所司和晴選手、可児宏暉選手、田中篤選手、楊威軍選手、楊帆選手、山崎秀夫選手が参加され、所司選手と山崎選手は于幼華特級大師から引き分けを獲得しました。
シャンチー大国の中国だけあり強豪選手ばかりだったため、日本選手にとっては非常に勉強になる大会となりました。
【要項】
主催：中国象棋協会、日本シャンチー協会
共催：温州市象棋協会、平陽県象棋協会、北京中体明星体育文化メディア有限会社、 浙江省棋類協会、平陽県文化と広電旅游体育局、平陽県旅游と体育事業発展中心、平陽県体育総会
運営：浙江省智力運動管理中心、温州市体育局、平陽県人民政府
試合方法：6対6総当たり団体戦
持ち時間：20+10（歩時3分）
試合成績は下記の通りでした。
