第19回世界選手権大会に日本代表選手が出場!

2025年9月21日~28日、中国・上海市で、第19回シャンチー世界選手権大会が開催されました。日本シャンチー協会は以下の皆さんを男子個人戦の日本代表選手として派遣しました。

日本領隊(チームリーダー) 楊帆さん

選手    可児宏暉さん、張和さん、劉嘉琪さん、所司和晴さん、麻生達郎さん、曽根敏彦さん

 

6日間9ラウンドにわたる長い対局、日本代表選手の成績は以下の通りです。なお、男子個人戦の参加者は全部で51人でした。

可児宏暉 4勝1和4敗 9ポイント 28位

張和   3勝2和4敗 8ポイント 34位

劉嘉琪  3勝2和4敗 8ポイント 35位

所司和晴 2勝3和4敗 7ポイント 39位

麻生達郎 3勝1和5敗 7ポイント 40位

曽根敏彦 2勝2和5敗 6ポイント 47位

男子個人戦の優勝者はベトナムの名手、頼理兄さんでした。世界選手権で中国代表選手でない優勝者が出たのははじめてのことです。今大会ではU16女子部門でもマレーシア代表選手が優勝しています。シャンチーは中国発祥の競技ですが、世界中の人たちが愛好し研鑽する競技でもあります。そのことを改めて認識させられる、歴史的に大きな出来事でした。

なお、今回の大会では、日程の中途に快速競技会(予選5ラウンド+決勝トーナメント)が開催されました。ここでは可児さんと張さんが3勝1和1敗の好成績を挙げるなど日本代表選手の活躍もありましたが、決勝トーナメントに進むには至りませんでした。

また、男子団体戦は、チームのうち最も成績のよい2名の成績を用いて順位がつけられます。今回の日本チームは、可児さんと張さんの成績をもとに、18チーム中14位となりました。

世界の選手もとても強いのですが、日本の選手もがんばりました。過去にはほとんどポイントを取れなかったこともよくあったのですが、今回は全員が(不戦勝ではない)勝ち星を挙げているなど、日本のシャンチーの実力が確実に上がってきていることを感じさせる世界選手権大会でした。日本シャンチー協会では、今後もさらに、日本国内にシャンチープレーヤーを増やし、楽しみつつ棋力アップをしていただけるようにがんばります。応援よろしくお願いいたします。

タイトルとURLをコピーしました