2024年1月6日・7日、東京都品川区にあるきゅりあん(品川区立総合区民会館)にて、第42期日本リーグが開催されました。
昨年の国内大会の成績や国際大会での活躍をもとにJXAから出場を推薦された5名の選手と、昨年12月に行われた予選競技会を勝ち抜いた2名の選手が参加する予定でしたが、直前に可児宏暉さんに急な体調不良があり、残念ながら欠場されましたので、6人の選手で日本リーグは行われました。可児さんはここまで日本リーグ2連覇中で、活躍が期待されていただけに残念でした。
6人による総当たりリーグが行われました。上位入賞者は以下の通りです。
優勝 酒井清隆さん 8ポイント
準優勝 カオヴァンズイさん 8ポイント
3位 劉嘉琪さん 6ポイント
(左から、麻生さん、楊さん、劉さん、酒井さん、ズイさん、所司さん)
酒井さんとズイさんは同ポイントでしたが、競技規定により、お二人の直接対局で勝っていた酒井さんが上位、そして優勝となりました。酒井さんは棋聯大師(FM)資格を持つ、昔からの強豪ですが、日本リーグの優勝ははじめてです。おめでとうございます! 優勝した酒井さんには、次期(第43期)の日本リーグへの出場権が与えられます。
日本リーグは日本最高峰のシャンチー競技会で、出場するだけで大変な栄誉です。そこで、出場者全員に賞状が授与されています。また、初出場で結果は思わしくなかったものの終始奮戦しよい局面もたくさん作っていた麻生達郎さんには、理事長賞の賞状が贈られました。
日本リーグで幕を開けた本年のJXAの活動を、これからぜひ応援くださいますようお願い申し上げます。