第25回快速トーナメント、優勝は楊さん!

2020年7月5日、東京都台東区にて、第25回快速トーナメントが開催されました。日本シャンチー協会では、新型コロナウイルスの蔓延のため、しばらく対面のイベントを見送っていました。2月の合宿以来5か月ぶりの久々の開催となります。14名の参加者が日本全国から集まりました。対面で競技をできる喜びはもちろん、元気そうな様子を見て(マスクを着用して)談笑や感想戦も盛り上がっていました。

結果は次のとおりです。

優勝:楊帆さん、準優勝:井上奈智さん、3位:所司和晴さん。

優勝、準優勝、3位の方にはメダルと表彰状が送られました。おめでとうございます!

(写真は左から理事の松野陽一郎さん・井上さん・楊さん・所司さん)

楊さんは全勝優勝と完璧な成績でした。3Rの井上さんには鋭い攻めで一気に勝ち切り、4Rの所司さんにはぎりぎりの勝負を制しました。その後も星を伸ばしました。

奨励賞は、理事長の中村千鶴さんの推薦により麻生達郎さんが受賞しました。記念品と表彰状が送られました。おめでとうございます!

(写真は左から麻生さん・松野さん)

全参加者に、参加賞として、特選棋譜などが掲載された参加記念冊子が配られました。

審判長を務めた中村千鶴さんからは「こうやって集まれてよかったです。みなさんとてもよく戦っていました。」との総括がありました。

今年は、レイティングを考慮しないスイス式トーナメントを用い、クラスを一つとしました(去年は、レイティング200差ごとに2ポイント(1勝分)のハンディを与える「組合せハンディキャップ方式」を採用し、2クラス(A級、B級)に分けていました。)。これは、レベルの違いなどから普段対戦をしない選手同士も快速トーナメントで対戦・交流してほしいという趣旨です。また、今回から、対戦の組合せはホワイトボードに記載せずに、PCの画面に表示しました。結果報告は個別のカードを用いず、一枚の用紙に記入する方式を試みました。世界大会などを参考にしながら、よりよい運営を模索していきます。

快速トーナメントの開催に当たり、競技会本部は、新型コロナウイルス対策として、54人定員と広い会場を使い、頻繁に換気を行いました。参加者全員は、マスクを着用し、こまめに手洗い・消毒を行いました。対局者は、毎試合の開始前に消毒シートを用いて盤やコマを消毒しました。日本シャンチー協会では、防疫には十分に気をつけながら、今後もイベントを実施していきたいと思っています。ご協力・ご参加よろしくお願いいたします。

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