2022年5月3日・4日、東京都北区・北とぴあで、第49回シャンチー全日本選手権大会が開催されました。A級は14人が参加し2日間に7ラウンド、B級は5人が参加し1日間に5ラウンド、対局しました。
A級は可児宏暉さんが6勝1和の13ポイントを挙げ、2位以下を大きく引き離して優勝しました。可児さんは今年2月の日本リーグに続き、堂々の優勝です。また、全日本選手権A級では2年前に続き2回目の優勝です。いまや、名実ともに日本のシャンチーを代表するトッププレイヤーと言えるでしょう。
(可児宏暉さん)
優勝を決めた第6ラウンドの井上奈智さんとの一局をはじめ、可児さんの対局はどれも強敵相手の激戦ばかりでした。そしてどの対局でも、時間切迫(持ち時間は30分+1着10秒加算のフィッシャーモード)をものともせず冷静に戦い抜く可児さんの強さが光りました。
B級では、大ベテランの山中譲治さんが安定した内容で優勝しました。A級で出場することもできる実力者、さすがの指しっぷりでした。
(左が中村理事長、右が山中譲治さん)
入賞者の順位は以下の通りです(敬称略)。
A級
優勝 可児宏暉
準優勝 チャン・バオ・ジャン
3位 酒井清隆
4位 井上奈智
5位 ブイ・クオック・カイン
6位 服部亜光
(左から服部さん、井上さん、ジャンさん、中村理事長、可児さん、酒井さん、カインさん)
A級成績表
B級
優勝 山中譲治
準優勝 横山栄一
3位 小川比呂士
4位 熊野和伸
大会風景